有名シリアルキラー達の性格や生い立ちは?彼らの心理と共通点を分析

シリアルキラー達の生い立ち

 

世界には数多くの凶悪犯が存在しますが、中でもアメリカは犯罪の多い地域の一つです。以前は彼らも私達のように一般社会の中で普通に暮らしていた訳ですが、一体何が彼らを凶暴化させ、そのような犯罪を起こしてしまったのでしょうか?今回は性格や生い立ちから彼らの心理を分析し、凶悪犯たちの共通点を探っていきます。

 

彼らは何かのきっかけである日突然覚醒してしまったのでしょうか?それとも子供の頃から凶暴な一面があったのでしょうか?

ジョナサン

Mr.ウィリアム

ここでは数々のシリアルキラー達と面接をしてきた元FBIの心理分析官ロバート・K・レスラー氏の書籍をもとに解説していきます

 

≪ 注意 ≫

あくまでこの記事は凶悪犯たちの精神構造を分析していく内容であり、彼らの犯した事件の詳細などは記述しません。詳細を知りたい方はご自身でWikipedia等にてご確認ください。全ての事件は非常に過激で残酷な内容なので、苦手な方は検索しない事をおすすめします。移動先サイトで提供される情報について当サイトでは一切の責任を負いません。またこの記事ではGoogleアドセンスや提携会社の規約に基づき出典元の過激な表現や単語を一部編集しておりますのでご了承ください。

 

FBI捜査官ロバート・K・レスラーとは?

 

まずは多くの凶悪事件を解決に導いた優秀な元FBI捜査官ロバート・K・レスラー氏について簡単にご紹介します。レスラー氏は1937年生まれで、ミシガン州立大学で犯罪学を学び、同大学院にて警察管理運営学の修士号を取得し、アメリカ陸軍を経た後にFBI特別捜査官となります。74年にはFBI行動科学課の主任プロファイラーとなり多くの凶悪犯達とも面会を行ってきました。今回ご紹介する書籍では当時の生々しい面会の様子や犯人達との会話が事細かに記録されています。

 

ちなみに「レッド・ドラゴン」「羊たちの沈黙」などの作品はレスラー氏からの情報を題材に出来たものです。90年代にはよく日本のTVにも出演していたそうなので、もしかすると皆さんの中にもご存知の方もいるかもしれません。

 

Mr.ウィリアム

残念ながら13年にこの世を去ってしまいましたが、FBI引退後も法執行機関のコンサルティングや世界各地の捜査協力等を行っており、様々な事件解決の為多くの貢献をした人物でした

 

彼はどんな事件現場でも常に「冷静で的確なプロファイリング」を行い、凶悪犯達の心を開かせる事に非常に長けていました。複雑なバックグラウンドや精神疾患等を患っているシリアルキラー達と接触し、有益な情報を聞き出す事はどんなに優秀な心理分析官でもなかなか難しいと言われています。彼らの心を開かせる能力は長年培ってきた経験によるものでもありますが、やはり最終的にはレスラー氏の一種の才能であったと言っても過言ではありません。

 

 

犯罪者性格調査プロジェクトとは?

 

その名の通りレスラー氏は全国の刑務所に出向き、数々の犯罪者達と面接を行いました。目的としては、彼らの行動や性格を分析することで警察や法執行機関の為に役立てる為だったと言われています。レスラー氏は100人を越える凶悪犯と面接したことによって、最終的にはこのような凶悪犯達には経歴と行動に一定のパターンがある事を発見しました。この部分の詳細については後ほどご紹介します。

 

情報を引き出すためには、面接者が囚人に真面目に相手にされること、警戒せずに話ができるよう信頼されることが必要だ。そのためには、囚人の威厳を勝ち得なければならない。尊厳を得るには、相手が犯した憎むべき犯罪についての個人的な感情を、押し隠すことが必要だ。

 

出典元:早川書房 ロバート・K.レスラー(著)「FBI心理分析官」より

 

相手が残虐な事件の概要について説明している時に顔の表情で嫌悪を表せば、相手は口をつぐんでしまうし、逆に煽りの発言や機嫌を取るようなことをしてもうまくいかない。レスラー氏の言葉から引用すると、「彼らは異常かもしれないが馬鹿ではない。相手の行動のちょっとしたニュアンスに敏感なのだ。」という事のようです。心を開かせるために時間をかけて私生活のことや他愛無い内容の会話をし、しだいに核心に近づける。そのような方法で多くの凶悪犯の心を覗いてきたそうです。

 

また彼は、囚人達をリラックスさせるという意味で、もう一点重要な形を取っていました。皆さんも映画などで面会の光景はイメージがつくかと思いますが、本来は家族や弁護士との面会でもガラスの仕切りを通して行われるものです。しかし、レスラー氏の面接はこのような形ではなく弁護士や看守長の部屋などを利用し、囚人の手錠もはずした状態で、そして彼らには「刑務所側には今回の会話の内容は伝えない」と約束の前置きを行ったうえで面接を行いました。

 

 

現在となっては心理学も世に浸透し、彼が現役で活動していた50年ほど前に比べても人々も考え方が多様で柔軟性があるものに変化しています。現代ではこうした犯罪者達に対しても様々な心理学分析が行われていますが、1970年代にこのような前衛的な考え方を持ち、彼らの心理分析の為に様々な行動を試したレスラー氏はやはり犯罪心理学という分野の中でも先駆者であったと言えます。

 

Mr.ウィリアム

ここからはレスラー氏が実際に出会った3人の凶悪犯の性格や生い立ちついて探ってみましょう

 

1. チャールズ・マンソン

 

先日カルト記事でもご紹介した「チャールズ・マンソン」ですが彼は非常に小柄な男で、当著書内では165cmと書いていますがWikipediaには157cmと記されています。いずれにしても大柄な男性が多いアメリカの中で日本人女性の平均ほどの身長という事は非常に小柄であったという事がわかります。

 

カルト集団の信者の心理と特徴を解説!なぜ彼らは信仰をやめないのか?

 

マンソンファミリーという犯罪集団のリーダーとしてメンバーを洗脳することにより凶悪事件を起こした彼ですが、少年~青年期にも服役しており、この事件を起こす前の32歳の出所時にはすでに20年も刑務所と少年刑務所で過ごしていました。その後も再逮捕され終身刑となり生涯を終えたので彼は人生の大半を刑務所で過ごしていた事になります。

 

彼は人を操ることに長けており、カルト集団では必ずと言っていいほど説かれる「現世界は終末が近づいている。私に従えば共に新世界で生きられる」という説をマンソンも発言していました。前回の記事でも説明したように、麻原彰晃やマリアンキーチも全く同様の説で信者達を操っていました。レスラー氏との面接では彼は精神病質人格であり(いわゆるサイコパスという人格です)、常に権力を握っていたいという強い要求が随所に現れていたようです。その最もわかりやすいエピソードがこちらです。

 

面接の終わり近くに、マンソンは房に持ち帰る物を何かくれとせがんだ。そうでないと、これほど長い間FBIの人間と話をしていたと言ってもだれも信じない。あれこれ説明しなければならず、自分の威信が落ちることになるというのだ。彼は私のFBIバッジをつかんで自分のシャツの胸に当て、看守や他の囚人に命令を下す真似をした。私はバッジは取り返したが、たまたま持ってきていた古いサングラスを彼にやることにした。

(中略)マンソンは似合わないサングラスをかけ、もったいぶった足どりで大またに廊下を歩いて行った。仲間の囚人たちのところに戻ったら、FBIのやつに一杯くわせてやったと自慢するのだろう。これはマンソンがいかに巧みに人を扱うかを示す、みごとな例だ。

 

出典元:早川書房 ロバート・K.レスラー(著)「FBI心理分析官」より

 

また著書内では彼の仲間であったテックス・ワトソンとの面接のエピソードについても紹介されています。詳細はぜひご自身でお確かめください。 

 

Mr.ウィリアム

こういったカルト集団のリーダーは自身が特別な存在であり、他の人間とは違うと思いこんでいる傾向があります

 

2. テッド・バンディ

 

「テッド・バンディ」は数々のシリアルキラー達の中でも特に知名度の高い1人です。最近ではザック・エフロンがバンディを演じた映画も公開された事で話題になっています。なぜ彼がこんなに有名なのか?というと、聡明で知能の高いイケメンであったという世間によるイメージの影響が大きいと言えます。メディアの愚かな部分は、こういった人物の危険性や精神構造に注目するのではなく「人あたりが良く、紳士的で女性に優しい凶悪犯」というキャラクターを作りあげてしまった点です。実際に彼は非常に頭のきれる男ではありましたが、あまりにその部分にばかり注目し報道してしまった事により世界中に女性信者が現れる状況を作ってしまいました。

 

当著書内でも、マスコミは彼を魅力的な男として報道しているが、実際は残忍でサディスティックな変質者であったと指摘しています。幼少期は実の母親を姉と称され育てられていたり複雑な家庭環境であったようです。彼の被害者は大体ストレートの長い髪をセンター分けした若い美人ばかりで、数は30人以上とされています。バンディの性格がよくわかる面接についての様子はこちらです。

 

バンディはこちらより先に手を差し出し、私が自己紹介を始めると、「ああ、レスラーさん、あなたのことはよく知っていますよ。何年も前からあなたの書かれたものを読んでいます」と言った。そして以前に会えなかったことを謝り、「心の開ける人、僕の言っていることを理解してくれる人に話をしたい」から、私と話すのを楽しみにしていた、と言った。こうした言葉で、バンディは明らかに私を操ろうとしていたのだ。彼と話を始めながら、そのことがわかってよかったと思った。

バンディは引き続き私にお世辞を言った。これまでに彼に面接しようとした大学教授や新聞記者や警察官はみな素人だったが、いまやっとプロと話すことができる、というのだ。

 

出典元:早川書房 ロバート・K.レスラー(著)「FBI心理分析官」より

 

 

どうして彼はここまでレスラー氏に媚を売っていたのでしょうか?

ジョナサン

Mr.ウィリアム

処刑を免れる為にFBIの調査レポートを手に入れ、上訴請求に使おうと考えていたようです。もちろんレスラー氏はレポートを渡す事は拒否したそうですが

 

3. エドモンド・ケンパー

 

身長206cm、体重は135kgの「エドモンド・ケンパー」もまた頭脳明晰で高い知能の持ち主です。彼のインタビューなどを動画で見てみるとわかりますが、彼は自分の行ったことを冷静に自身で心理分析をしながら淡々と説明しています。ちなみに今回紹介した3人のインタビューは全員youtubeで観ることが出来ます。それぞれが違ったタイプの性格であることがよくわかるので興味がある方はぜひご覧ください。

 

ケンパーは15歳の時に実の祖父母を手にかけ、最終的には実母を含めた10人が犠牲になっています。彼は逮捕当時は道路局の職員をしており、バーなどで警官と一緒に過ごす事も多かったため、警察にはよく知られた存在でした。彼の事件は全て彼の自供によって発覚したもので、最初警察官たちは半信半疑で、中にはケンパーが冗談を言っていると思った者もいたそうです。

 

自身が高い知能を持っていることもあってか、彼もまた自身が特別な存在であると考えていたようです。ケンパーとの面接でレスラー氏が「精神障害の分類と診断の手引 改訂第二版」(アメリカ精神医学会によって出版されている国際的な精神医学書)の記述のどれに自身が当てはまるか?と尋ねた際、ケンパーは自身がそこに当てはまるものはなく、自分のような人間を理解するための充分な情報を精神医学者が手に入れるためには相当な時間がかかり、この本の改訂第六か第七版が出版されてからだろうと答えたそうです。(ちなみにこの会話は恐らく1970年代のもので、最新は第五版が2013年に出版されています。)

 

このように答えることで、ケンパーは自分がいかに特異な存在であるかを私に知らせようとしていた。これは、ケンパーと長時間にわたって話をして彼についての本を書いた、ある著名な精神科医の意見でもあった。このような犯罪者は二百年に一度しか出現しない、というのがこの精神科医の考えだった。だが私はこの考えには同意できない。エド・ケンパーは確かにユニークではあるが、さほど珍しい存在ではない。彼と同じような犯罪者はほかにもいる。ただし他の連中と違うのは、ケンパーが想像を絶するほどの残虐性を示したこと、きわめて過酷な子供時代を過ごしていることだ。

 

出典元:早川書房 ロバート・K.レスラー(著)「FBI心理分析官」より

 

彼のその大きな体は子供の頃からのコンプレックスでした。それに加え母はアル中で精神障害を抱えており、父は不在、姉と妹は偏愛されていたといいます。彼の凶暴な人格は、幼少期からの母親の行動や言動による精神的な虐待の影響により形成されたようです。ケンパーの発言からもわかるように基本的に常に母に対する執着心がみられ、母が被害者であった事件以外でも全ての犯行が母に対する復讐のような、且つ構ってほしいがゆえの歪な愛情のような、複雑な感情と繋がっているように見えます。こういった部分が彼が自身で、他人には理解できまいと強調している理由の一つかもしれません。

 

 

シリアルキラー達の共通点とは?

 

さてここからは皆さんが最も知りたい核心に迫っていきます。レスラー氏は100人を越える凶悪犯たちと面接してきました。今回紹介した3人でさえも全くタイプが異なるように見えますが、面接していくうちに彼らの人生にはある重要なパターンがある事や、事件を起こすまでに似たような経過をたどっている事が発覚します。

 

これらについて詳しく述べる前に、一つだけ明言したいことがある。それは、まったく正常だった人間が三十五歳になって、突如として破壊的で凶悪な行為に走ることはありえないということだ。こうした犯罪者の場合、実際に事件を起こすはるか前の子供時代から、その前触れのような行動が見られる。

出典元:早川書房 ロバート・K.レスラー(著)「FBI心理分析官」より

 

Mr.ウィリアム

よく周囲の人々が、「今まで優しかったのに、ある日突然急変してしまった」「穏やかだった彼があんな事件を起こすなんて・・」等と発言する事がありますが、それは急変したという訳ではなく今まで本当の姿を隠していただけなのです

 

彼らの家庭は外からは平常に見えても、実際は問題を抱えていた。面接した彼らの半数は家族に精神病患者がおり、別の半数は両親に犯罪歴があった。七十パーセント近くの家族にはアルコール、あるいは薬物の常習者がいた。そして全員、一人残らず、子供のときにははなはだしい精神的虐待を受けていた 。

(中略)研究によると、誕生から六、七歳ごろまでの子供の生活で最も重要な大人は、母親だ。子供はこの時期に、愛情は何かを学ぶ。私たちの調査対象はみな、母親から愛されず、冷たく扱われたり無視されたりして育っていた。

 

出典元:早川書房 ロバート・K.レスラー(著)「FBI心理分析官」より

 

肉体的な暴力はさらに子供を暴力的な人間にさせるというのは世間でも知れ渡っていますが、精神的な虐待もまたこうした危険な人格を作り出す大きな要因になるそうです。ここでいう精神的虐待というのは、幼い子供を”テレビにお守り”をさせ出かける、夜になると父と母だけで過ごしたいが為に子供を奥の部屋へ追いやる・・といった行為です。

 

「存在を無視する・気にかけない」というのは肉体的な暴力と同様に人の心を大きく傷つけるものです

ジョナサン

 

彼らは育つ過程で何をしようと無視され、行動を規制されることがなかった。何が正しく何が間違ったことかを教えるのは、親の役目だ。しかし彼らは子犬の目をつっくのはいけないとか、人の物を壊すのは規則に反しているといったことを教わらないまま大人になった。生まれてから五、六年は、子供が社会生活に適応することを学ぶ時期だ。この社会には自分だけでなく他の人も住んでいること、まわりの人とうまくかかわっていく必要があることを、理解しなければならない。だが成長してからこうした犯罪を起こす子供は、あくまでも自己中心的にしか世界をとらえることができない。なぜなら大人、おもに母親が、この大事なことをきちんと教えないからだ。

 

出典元:早川書房 ロバート・K.レスラー(著)「FBI心理分析官」より

 

Mr.ウィリアム

この点は今回ご紹介した中でも特に重要なポイントです。肉体的な暴力と違い、こうした精神的な暴力は周りが気付きにくいという問題もあります。無責任で自分勝手な大人が増えている現代にはこの状況は様々な家庭内で起こっていると考えられます

 

こうして彼らは孤独な環境と、孤独につきものの過度な空想が始まり、それにより思春期には反社会的行為に走り出します。今まで空想の中で起こっていたことが少しずつ行動化されていきます。他の子どもや動物に対する残虐行為、家出や教師に対する暴力行為、放火や器物破損などが始まります。

 

その後少年期から青年期に入り、こうした事件の引き金になるのは「職を失う」「恋人と別れる」「お金がなくなる」等です。普通の人はこうした困難やストレスに対処できますが、彼らは精神的メカニズムが上手く構築されていない為、このような問題が凶悪犯罪のきっかけになるのです。

 

 

Mr.ウィリアム

好ましくない家庭で育った場合にも十二歳ごろまでに愛情を注いでくれる継父や先生、年の離れた兄弟など良い影響を与える存在が見つかることで環境が改善されれば反社会的行為は止められるとレスラー氏は言います。また、カウンセリングなどによっても問題が明らかにされれば彼らの反社会的な行為を防ぐことができるようです

 

子供の頃の成長環境が全てという訳ですね。もしこのような状況に置かれている子供たちを見かけた場合はどうか手を差し伸べ、助けてください

ジョナサン

 

本日の一冊 — TODAY’S BOOK —

 

 

今回の記事が結構なボリュームになった理由としては、当書籍が私の非常にお気に入りの一冊であるというのが一つです。全てが事実に基づいたレポートですが、まるで犯罪小説を読んでいるかのように一度読みだすとなかなか止めることのできないほど内容が詰まっています。

 

単行本が出版されたのが1994年なので割と古いもので、若干当時とは状況が違う事件などもありますが、現代に読んでも役に立つ内容ばかりです。20年以上経っているにも関わらず犯罪の分野ではいまだにamazonのランキングでも上位に表示されます。恐らく100年後に読んでもまだ人々に有益な情報を与えられる内容かと思います。今回紹介した3人のみではなく数多くの事件を取り上げていますが、冒頭には被害者の写真や犯行現場があったり、内容も記事で取り上げたような表現ではなく事細かに過激な描写はあるので、苦手な方はおすすめしません。

 

FBI心理分析官2の内容も機会があれば後日ご紹介しますが、2はアメリカのみではなく日本やイギリスといった世界の犯罪についても紹介されており、恐らく1が世界中でかなり反響があった為に2は他国向けにアメリカ以外の事件も取り扱ったのではないかと思います。凶悪犯の事細かな精神分析はどちらかといえば1の方が深く解説されているので、個人的には今回ご紹介した1がおすすめです。今回の記事も最初はジョン・ゲイシーとジェフリー・ダーマーを含めた5名を取りあげる予定でしたが文字数の関係で、3人に絞りました。次回は他の人物も紹介しようかと思います。

 

あとがき

 

今回の記事はカルト記事に引き続き、犯罪心理について取り上げました。これらの記事を書く理由はもちろん犯罪を助長する目的ではありません。

 

世の中には彼らのような凶暴な人間を神格化し崇拝している人々も一定数います。シリアルキラー達は本来の彼らとは違う形でまるで天才かのように評価されている部分があります。何度か述べたように本人たちもまた、自身を特異な存在だと勘違いしている者も多いです。しかし気が付かなければいけない根本のポイントは、彼らの行った行為は「普通の人ができない勇気ある行為」ではなく「普通の人がやらない愚かな行為」だという事です。

 

凶悪犯の共通点としてあげたものを見てみると、そこまでレアなケースでもない事がわかります。家庭環境が劣悪で思春期に非行に走る者、暴力を振るう者・・皆さんも今までの人生振り返ってみると彼らのような境遇や性質を持った人を数人は思い浮かべることができるのではないでしょうか?つまり、身近にもこうした危険が潜んでいることがわかります。

 

これらの凶悪犯は一見全く性格も異なり、一人一人がユニークな者に見えますが実際は自身を制御できない、子どもの精神状態のまま大人になってしまったという共通の経緯があります。特に高い知能の犯人は自身を良く魅せる事が上手で、世間の人々はすっかり騙されがちですが彼らもまた、根本的な精神構造は非常に幼稚であることは明らかです。このような凶悪事件が起こる事を防ぐ一つとしてはまず世間が彼らを美化しない事が必要なのです。

 

Mr.ウィリアム

凶悪犯たちの本質を見抜ける人々が世の中に増えることを願います

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