ゴディバの売上高が急激に伸びた理由とは?イタリアのおすすめチョコレートもご紹介

圧倒的人気を誇るゴディバ

 

Mr.ウィリアム

世界的にも人気のある高級チョコレートといえばどの会社が思いつきますか?
もちろんゴディバです!ゴディバほど名の知れ渡っているチョコレートはなかなかありませんね

ジョナサン

 

世界各国にはあらゆるチョコレートが溢れていますが、それでもゴディバはチョコレート界の王のごとく揺るぎないポジションで業績を上げ続けているのはなぜなのでしょう?今回はバレンタインデーも近いということもありゴディバという「企業」「製品」の両方にスポットを当て解説します。そして最後にはジョナサンのおすすめのイタリアのチョコレートもご紹介。チョコレート好きの方は必見です。

 

イタリアに住むおばあちゃんがいつもチョコレートをたくさん送ってくれるのです!

ジョナサン

 

二つの点を兼ね備えた絶妙なブランド戦略

 

ゴディバといえば「高級」というイメージが世間的には定着していますが、ゴディバジャパンのジェローム・シュシャン氏が2010年に社長就任以降はさらに、今までにないブランド戦略を図ることで見事に売上高を7年間で3倍に上げました。ゴディバジャパン成功のキーはまさに、社長の弓道から得た的確な分析力やニーズに答える素早い行動力、フランス人らしいセンスの良さと言えます。

 

ゴディバジャパンへの社長就任が決まったとき、私はいろいろな友人に、このブランドに対する印象を聞いてまわりました。

彼らの反応は率直でした。「高級チョコレートである」ことは認めてくれましたが、「自分のために買ったことがあるか」という質問には、ほとんどの人が「贈り物としてもらうことはあるが、自分で買ったことはない」と答えました。

そして最後に「高級感がありすぎて、店に入りづらい」とつけ加えたのです。

 

出典元:高橋書店 ジェローム・シュシャン (著)「ターゲット ゴディバはなぜ売上2倍を5年間で達成したのか?」より

 

高級レストランのジョエル・ロブションはディナーで2名で10万ほどかかるレストランです。お城のような外観に高級感あふれる店内は人々の「憧れ」の場所ですが、多くの人にとって毎月のように「行きやすい」場所ではありません。反対にチェーン店のサイゼリアは一般的に人々にとって「行きやすい」場所ですが「憧れ」の場所かというと少し異なることでしょう。とても特別な日にパートナーを連れていくようなレストランではありません。

 

僕は日本に行った時サイゼリアへ行きましたがとてもおいしかったですよ

ジョナサン

Mr.ウィリアム

憧れの店は「行きにくい」、庶民派のお店は「行きやすい」。この構図が必然的に出来てしまう傾向にあります。一見この2つの要素を同時に取り入れることはできないように思えますが、シュシャン社長はこの常識を覆したのです

 

 

確かにゴディバのお店は高級感があり、とてもきれいでチョコレートを眺めているだけで幸福感が高まりました。そして、「こんな素敵なお店が身近な場所にあったらいいのに」と、素直に思いました。

(中略)こうして出来たのが次の戦略プランです。

アスピレーショナル(憧れ)&アクセシブル(行きやすい)を実現する。

「憧れ」は心で思うこと、そして、「行きやすさ」は実際にそこへ行くという身体の行動です。これは相対するものではなく、両立が可能なのです。

 

出典元:高橋書店 ジェローム・シュシャン (著)「ターゲット ゴディバはなぜ売上2倍を5年間で達成したのか?」より

 

そして近年ではコンビニ向け商品を展開したり、店舗のデザインを明るいものへ改装したり、店舗を47都道府県すべてに配置したりと様々なチャレンジを行い見事に成功しています。

 

Mr.ウィリアム

「憧れ」は感情で、「行きやすさ」は行動。この発見による新戦略のおかげで現在のゴディバジャパンがあるのです。ゴディバのように高級感があるのにも関わらず人々にここまで親しまれているブランドは世界的にみても他にありませんね

 

 

本日の一冊 — TODAY’S BOOK —

 

 

個人的にゴディバのチョコレートが好きという事もありますが、チョコレート業界という数えきれないほどのライバルが存在する分野において唯一無二の存在の「ゴディバ」というブランドイメージをどのように作り上げたのかと興味が湧き購入しました。この本は2016年2月に出版されたので「5年で売上2倍」を謳っていますが2017年12月以降「7年で売上3倍」にまで伸ばしています。

 

主に当著書では、会社経営や消費者に対する社長の哲学を知ることができます。随所で社長の趣味である弓道に例えて理念を解説されており、日本人にとっては馴染みの深いもので共感しやすいかもしれません。私個人としては弓道という競技に精通していないので少し理解しにくい部分もありましたので、この部分は好き嫌いが分かれるかもしれません。

 

第1章のヒットを生む法則では、似たような内容のものもあり、話の流れが行ったり来たりしていたのでその点は残念でしたが、第2章では主に日本のビジネスについて書かれています。ここでは私も以前ご紹介した日本人の英語についての苦手意識の問題や「日本の消費者と世界の消費者の違い」についても触れられており、日本企業に勤めている方にとっては非常に参考になる情報です。社長の謙虚に消費者や部下を想う優しい人柄が文章を通して感じることができ、「ゴディバ成功のポイント」がたくさん散りばめられています。ゴディバファンの皆様はぜひ読んでみてはいかがでしょうか。

 

ゴディバ バレンタインコレクション2019

 

毎年バレンタインシーズンにゴディバはあらゆるパッケージのおしゃれな限定商品を展開します。チョコレートの品質はもちろんですが、パケ買いしてしまうほどの素敵なデザインは女性たちの心を掴みます。

中でも人気シリーズの一つ「キープセイク」シリーズは女性たちの自分用のご褒美として毎年違ったデザインの可愛らしいケースが注目されています。2019年の「フェアリーケーク キープセイク」は例年の定番のハート型とは異なり、ジュエリーボックスのような薄いピンクの新しくおしゃれなデザインです。

 

イギリスにはバレンタインにチョコを送ったり貰ったりする習慣がないから、とても楽しそうです!

ジョナサン

2019年のバレンタインコレクションはこの数年の中で一番デザインに力を入れているように思います。今年のゴディバも要チェックです。

 

がんばった自分へのご褒美に【ゴディバ】

 

追記:ゴディバジャパンがMBKに売却されることが決定

 

2月22日ゴディバジャパンは日本円にしておよそ1,100億円以上で売却される事を発表しました。そもそも一体なぜゴディバの日本事業は売却されるのか?

 

実はゴディバの親会社「ユルドゥズ・ホールディング」はトルコにあります。トルコ政府とアメリカのトランプ政権の関係が悪化している影響により、トルコのリラ通貨が下落し、トルコ経済が疲弊していることが今回の売却にも繋がったとされています。ユルドゥズとしては、ゴディバジャパンのように安定した売れる企業から確実に売却していく必要があったようです。

 

ところで本記事で取り上げたアクセシブル戦略は日本では賛否両論があるようです。「安売りしすぎだ」「店舗拡大しすぎて以前のようなレアで高級なイメージが損なわれた」などという声もあるようです。チョコレート業界としてブランド力が落ちたという訳ではなく、昔のゴディバと比べられるという傾向があるようです。

 

しかし個人としてはやはりこの戦略は成功であったように思えます。結果として人々に忘れ去られることなく市場で生き延び続け、現に業績がこのように数字として現れています。世間としては「特別な時に行く、特別で高級な場所」を求めていたようですがビジネスとしてはそれだけでは業績を上げる事ができないのは明らかです。また昔というと日本経済が今よりも安定していた頃のゴディバを世間は想像している事と思われますが、その頃に比べ日本人が「特別な日に高級チョコレート」を買う頻度が落ちています。時代に合わせず昔の戦略を続けていたらゴディバはとっくに衰退していた事でしょう。

 

どの時代にも長く存在するものに対して「昔の方がよかった」と非難される事は付き物です。今後ゴディバジャパンにはMBK傘下に入ることでチョコレートの品質を落としたりする事のないよう願うばかりです。

 

 

ジョナサンおすすめイタリアのチョコレート

 

そして今回は特別に、チョコレート好きの僕がイタリアのおすすめチョコレートをご紹介します!

ジョナサン

Mr.ウィリアム

実は今回取り上げたゴディバの店舗はイタリアにありません。イタリアはスターバックスも2018年にようやくミラノに第1号店が出来たりと、いち早く世界の流行店を取り入れる日本とは正反対で海外のチェーン店はそう多くありません。個人の家族経営の店が多いことなども関係していますが、この点についてはまた改めてイタリアの記事でより詳しく取り上げます

 

イタリア料理は世界的にも人気がありますが、スイーツに関しても群を抜いています。まずは皆さん日本でも有名な「フェレロ・ロシェ」をご存知でしょうか?パッケージも目を引くゴールドがおしゃれで一度はお店で目にしたことがあるかもしれません。ヘーゼルナッツ好きにはたまらない商品です。イタリアのスイーツ会社のフェレロはフェレロ・ロシェをはじめ、最近日本でも人気のある「ヌテラ」を作っている会社です。

 

 

 

僕もこの2つの商品のファンであり、食べたことのない方にはぜひお試しいただきたいです!

こちらが今回ご紹介したかったチョコレート・・ではなく、大本命がいます。今までイギリスと日本の様々な市販チョコレートを試してきた中で、僕はこのチョコレートがダントツで「一番好き」です!

ジョナサン

 

 

僕の世界一オススメチョコレートは、上記で紹介したフェレロが販売している「キンダー(kinder)」です!そして・・中でも特におすすめなのが「キンダーブエノ(Kinder Bueno)」です!

ジョナサン

 

キンダーはあらゆる商品があり、定番のミルクやエッグ型、ホリデーシーズンにはいろんなデザインのパッケージが発売されます。日本語ではありませんが、フェレロのHPではいくつかのバリエーションが確認できます。ジョナサンおすすめのキンダーブエノは中でも人気商品の一つです。

 

参考 Ferrero公式WEBサイト

 


Kinder Bueno (キンダー ヴエノ) 43g x 12pcs 【並行輸入品】【海外直送品】

 

Mr.ウィリアム

Kinderはドイツ語で「子供たち」という意味で、その為商品のターゲットは子供のようです。Buenoはスペイン語で「おいしい」という意味です

 

イタリアの会社なので出来ればイタリア語にしてほしかったところですが、とにかくおいしさは最高級です。

 

皆さん日本でも販売されているイギリスの「デイリーミルク」というチョコをご存知ですか?こちらも濃厚ミルクが口の中でとろけておいしいチョコなのですが、キンダーはさらにこの上をいく濃厚さです。

 

中のヘーゼルナッツクリームが口の中でとろけて広がり、外側がサクサクのウエハースで、この組み合わせが絶妙すぎて最高のチョコレートです・・!

ジョナサン

 

今回は世界で圧倒的人気を誇る「ゴディバ」とそしてまだ日本ではあまり有名ではないですが、これから知名度を上げるであろうイタリアの市販チョコレート「キンダー」について紹介いたしました。

 

Mr.ウィリアム

ジョナサン君は無類のチョコレート好きなので今回はテンションが高かったですね

 

大切な人に贈りたいチョコレートギフト【ゴディバ】

 

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